令和8年度 富士宮第三中学校学校経営方針
1 はじめに(教育理念)
「一人一人のこどもは、かけがえのない存在である」という考えを根底に置き、生徒・保護者と教職員、地域と学校のつながりを大切にしていく。また、豊かな生活経験を意図した学校経営に努め、生徒が自ら学び、自ら導くため、生徒相互がよりよい人間関係を築き、その中で互いに成長し合う姿を念頭に、心豊かな人間性の育成を目指す。
2 学校教育目標
「志を立て、共に学ぶ生徒」
激しく変わる社会の中でも、自律して、異なる他者と豊かに生きる人を育むことが求められている。富士宮第三中学校における3年間で、生徒は自分の目標を1つずつ達成していく過程を通して、目標を「夢」の形に高め、明確化する。そして、その「夢」を実現し、社会への貢献を目指した「志」を立てる。その基盤となる「豊かな心」を育みながら、共に学ぶ仲間(生徒、職員、地域に住まう人)と認め合い、支え合い、高め合いながら「志」の実現を目指して粘り強く挑戦する生徒を育む。
3 学校経営目標
「豊かな心をもち、主体的に学び、互いに育つ集団づくり」
豊かな心とは、「様々なことに気付いたり、発見したり、感動したり、他人を思いやることができる心。」
★豊かな心について
本校生徒の実態として、異なる考えや価値観を受容し、互いに折り合いを付けながら人間関係を構築していく力が十分とは言えない状況が見られる。そこで、違いを否定するのではなく、多様性を認め合い、互いに高め合うことのできる心の在り方について、実体験を通して学ぶ機会を意図的・計画的に創出していく。
また、困難や失敗に直面した際にも簡単にあきらめることなく、最後まで粘り強く取り組むことのできる精神的な強さ(やり抜く力)を育成するとともに、自ら設定した目標の達成に向けて、活動内容や取組方法を振り返り、工夫・改善しながらよりよい成果を目指す自己調整力の育成を重視する。
さらに、基本的な生活習慣を適切に整える力の育成は喫緊の課題である。健康教育を基盤とした実践的な指導を通して、自らの生活を見つめ直し、心身の健康を維持・向上させるために、自己を適切にコントロールする力を身に付けさせていく。
本校は、これらの取組を通して、知・徳・体の調和のとれた成長を図り、豊かな心を備え、社会の中で他者とよりよく生きることのできる生徒の育成を目指す。
★「豊かな心」と「主体的に学び、互いに育つ集団」の関わり
「豊かな心」の向上を図ることは、「主体的に学び、互いに育つ集団」を作る上で、欠くことのできない要素である。むしろ、生徒が学力の向上に気持ちを向けるには、生徒個々が豊かな心をもつことが大前提である。
以下のような場面を創出していくことで、その目標に近づけると考える。
ア やってみたいと思える授業や活動がある
授業担任や、学級担任として、さまざまな個性の生徒が在籍する学級で互いを理解し合う温かい学級を育む。
イ 他者から「ありがとう」と言われるような機会を創出できている
人のために行動し、認め合おうとする気持ちが溢れている場を創出し、互いに尊重し合う人間関係を構築する。
ウ 自らの目標に向けて挑戦し、振り返りながら、粘り強く取り組むことを大切にし、またその姿を応援する学校の風土がある
挑戦を認め、できたことを喜び合い、高め合える集団・場を創出していく。
4 育む生徒像
(1)目指す生徒像
①「学び方を学び、未来を切り拓く生徒」
②「自他を尊重し、より良い関係をつくる生徒」
③「心と体を整え、未来を描き実現する生徒」
(2)重点目標
①主体的に学び合う生徒 ―学び方を身に付け、未来を切り拓く力を育てる―
②自尊感情を育む生徒 ―自他を大切にし、より良い関係をつくる―
③健康で安全に生きる生徒 ―心と体を整え、自分の未来を描き実現する―
(3)育む資質・能力
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知識・技能 |
思考・判断・表現 |
学びに向かう力・ 人間性 |
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○志を立て ・チャレンジ ・逞しく
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自己管理力 ・自己理解、自律 自己管理の方法、大切さを知り自律して生活している |
未来デザイン力 ・夢実現の歩みを設計 卒業後のイメージから自己の向上に努めている |
主体性・やり抜く力 ・レジリエンス 課題解決(夢実現)に向け、自己調整して生活しようとしている |
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○ともに ・自他を大切 ・協働する
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多様性理解 ・他者理解、コミュニケーション 多様な考えを知り、受容的な態度で生活している |
コミュニケーション力 ・信頼構築力 自分も相手も尊重する表現や態度で生活している |
折り合いを付ける力 ・豊かな心、信頼構築 多様な考えに学び、より良く問題を解決しようとしている |
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○学ぶ生徒 ・賢く ・概念的な知 識技能
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自己研鑽力 ・授業での学び方
基礎学力を充実させ、学習に進んで取り組んでいる |
課題発見解決力 ・自己調整しながら学ぶ ・課題発見、追究 様々な気付きを課題に高め、適切な方法で追究している |
自己調整力と社会参加 ・社会課題への貢献 ・広い視野をもつ 学びを生活に生かし、より良い社会作りに生かそうとしている |